シンガポールに駐在するにあたり大事となってくるのが家探し。
せっかくの駐在生活、ストレスのある家に住むと満足度も下がるもの。
みんなには後悔してほしくないから、家探しに1ヶ月強かかった我が家が、
家探しの際に気をつけたポイントを7つ紹介するよ。
シンガポールでの家探しが初めてな人は参考にしてね。
(前提)我が家について
・夫婦2人暮らし
・虫が苦手
・夫は中心地に勤務
やばい、なんの特徴もない…。(苦笑)
お子さんいる方は今回紹介するポイントに併せて、
スクールバスが止まるかや、どの学区になるかなども考えてね。
ダストシュートはどこにあるか
シンガポールに赴任するまで「ダストシュート」ってなんなのかを知らなかったんだけど、
シンガポールではほぼ全ての家に「ダストシュート」っていうゴミ箱があって、
そこにゴミを捨てることで地下のゴミ捨て場にそのまま落ちていく仕組みなんだとか。
こんな感じのやつで、家の中(大体キッチン)もしくは各階の廊下に設置されているらしい。
しかもここに入れば基本的にポイポイ分別しないで捨てていいらしい。
シンガポールって清潔な国!ってイメージだったから、このゴミの管理の適当さは、日本人からしたら慣れないかもしれない。笑
そして、このダストシュートが家の中にあるのか共用廊下にあるのかは、虫事情を左右するらしい。
とはいえ、家の外にあっても中にあっても、
・ダストシュートの外見、中身がキレイかどうか
・立て付けがガタガタじゃないか、歪んでないか
っていう方が大事だと思う。結局ここがゴミと家(もしくは廊下)をつなぐものになるから、
立て付けがガタガタだとその隙間から虫が入ってきちゃうし、中や外が汚ければ虫も寄ってきやすいみたい。
しかも立て付け悪かったり汚かったりすると臭いもするし!
私はそれでも怖いから、捨てる前にダストシュートの扉をノックして、中にいるかもしれない虫除けしてからダストシュート開けてる。笑
高層階かどうか
高層階の定義は色々あるけど、私は20階以上ってことにしてる。
10階以下だと虫が這ってきそうだし、ゴミ集積ちから近いし、
あと「ペストコントロール」と言って週に1回程度害虫駆除のために大量の薬が撒かれるんだけど、
なんとなく低層階だと家の中にも入ってきそうな気がするから、高層階に。
とはいえ最上階だと直接陽を浴びてしまって暑くなりやすく、クーラー代が余計かかるんだとか。知らんけど。
また、単純に高層階の方がお隣の家に視界を覆われることなくて見晴らしがいいかも?
築年数はどれくらいか
日本人からすれば、「新築の方がいいに決まってるじゃん!!」って感じなんだけど、シンガポールではむしろ新築じゃない方が良かったりする。
なんでかっていうと、新築だと住んでみて欠陥が多い傾向にあるから!
入居→退去を繰り返して少しずつメンテナンスされていくイメージ。
かといって家の劣化も早いから、あんまり古いと日本以上にボロい。この値段の家でこの施工!?とびっくりすることも多い。(中国の時もそうだった。)
個人的に狙い目なのは築5年〜築10年あたり。
それくらいがうまい具合にメンテナンスされてて、ちょうどいい気がする。
とはいえ我が家は直近までに入居者がいたものの、入居時にいっぱいメンテした。
これが新築だともっと多いらしいから、やばいよね。
部屋の向き
「シンガポールってお暑いんでしょ?」とよく誤解されるけど、東京にずっと住んでいた身としては、
「「東京の方が断然暑い!!!」」
だから、シンガポールだからどうしろっていうのは正直ないと思う。
日本と同じように西日は暑いし、北向きだとちょっと暗い。
強いていうなら南向きが日本に比べてちょっと日差しが強い?
我が家は探すときに東向きもしくは南向きで探したよ!
結果これで大正解!太陽を毎日浴びられるってとっても満足度高い。方向めちゃ大事。
余談だけどシンガポールの家って日差し強い割にそんなに日本ほど眩しくないんだけど、
家にUVカットシート貼ってあるのかな?なんかそんな感じする。え、うちだけ?
水回りとキッチンが清潔か
これも虫事情にめっちゃ影響あると思ってる!
シンガポールって謎にキッチンやお風呂場に多く排水溝があって、そこから虫が登ってくるんじゃないかといつも怯えてる。笑
その排水溝たちが清潔かどうか、ガタガタじゃないかというのも大事だと思う。
我が家は新築ではないから決してピカピカかっていうとそうではないけど、立て付けがしっかりしてるから満足。
まあ使わない排水溝なら、テープで塞いじゃえばいいけどさ。笑
やっぱり虫が出るのは食材を扱っているキッチンや水がいっぱいあるお風呂場だから、そこの排水溝がどうなっているかはチェックしておこう!
とはいえ日本みたいなピカピカ〜ってのは何軒か内見した身としてはないから、こだわりすぎないように。
前の住民の情報
いくら自分が虫対策に気をつけていても、丁寧に家を扱おうと思っても、前の住民に影響されるところは多い。
シンガポールも中国も、アジアでは割と前の住民がまだ住んでる状態で内見が行われているから、
もしそのような物件の場合は前の住民がどの程度綺麗に使っているかも要チェック。
欧米人だと土足で家に上がっている可能性もあるから、気になる人は避けること。(あとで自分で掃除するけど)
前の住民がキッチンを綺麗に使っていなかったり、家の中が汚れている場合、不動産屋にクリーニングに入ってもらったとしてもこびりついた長年の汚れや臭いはそう簡単に消えないものである。
前の住民が日本人かどうかを私は大事にしてたよ!
やはり同じ衛生観念の日本人だと安心。あと自分が気をつけていても同じ階の住民が汚いとその影響を受けるから、内見するときは同じ階の住民の玄関外もチェックしておこう!(中はさすがに見れないから、玄関ドア前が汚れていないかなど)
もし前の住民がすでにいない場合は、不動産屋に前の住民の情報について、これくらいは聞いておいた方がいい。
・どこの国の人か
・家族構成(ペットの有無)
・どれくらい住んでいたか
・退去理由(もしかしたら何か欠陥あって退去したのかも…)
交通の便とスーパーの有無
夫の勤務地へのアクセスはさておき(笑)、交通の便とスーパーの有無も結構大事。
これは日本でもそうなんだけど、日本って大体スーパーはどこもレベルや価格帯が同じだったりするけど、
シンガポールの場合スーパーの種類が色々あって、価格や品揃えも違ってくる。
シンガポール国内にはドンキホーテが何店舗かあり、ここで日系の食品は大体揃う。(激しくありがたい)
なので、近くのスーパーに行ってみて自分が買えるタイプの清潔さかなどをチェックしておくこと。汚いスーパーは割と汚いので、受け付けない人もいるよ。
願わくば近くにドンキがあると重宝する!
また、交通は地下鉄駅が近いと便利だけど、シンガポールは色々なところにバスで行けるからバス停でも可。
ただ頻繁にゲリラ豪雨にやられるため、バスだと不便な時も。(待ってる時とか横殴りの雨にやられたり)
地下鉄とバス両方あることが望ましいけど、どちらか片方が徒歩5〜7分圏内にあると駐在生活が捗ります。
素敵なお家を見つけて楽しいシンガポール生活を!
・ダストシュートはどこにあるか
・高層階かどうか
・築年数はどれくらいか
・部屋の向き
・前の住民の情報
・交通の便とスーパーの有無
以上、私たち夫婦がシンガポールで家探しするときに気をつけたポイント7選でした。
それぞれ家に対する条件っていうのがあると思うけど、
虫が苦手な人は本当にダストシュート要チェックしてくれよな!
いいお家が見つかりますように!